毎週 木曜日発行!!  平成13年 11月1日創刊

週刊 上原直彦
「浮世真中」が本になりました!
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週刊上原直彦「浮世真ん中」が本になりました!
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2006年 2月23日
連載 エッセイ
      「浮世真ん中」(225)

*<さんしん色の地球>

 目的。
@ 参加者相互の親睦を図る。A琉球音楽文化の振興、継承。B古典音楽、民謡の持つ意義を3世4世に認識させる機会にする。
 約15万人を数えるブラジル連邦共和国・沖縄県人会員で構成するブラジル沖縄音楽協会は、2006年3月5日、サンパウロの沖縄県人会館で「第1回ゆかる日まさる日さんしん日」をスタートさせる。琉球放送iラジオの「さんしんの日」に相呼応したものである。昨年、創立50周年記念行事を終えたばかりの野村流音楽協会ブラジル支部を中心に、野村流古典音楽保存会、琉球民謡協会、琉球民謡保存会、琉球筝曲興陽会、琉球筝曲保存会のブラジル支部に加えて、舞踊、太鼓等の芸能団体が参加する一大イベント。
 日本時間の3月4日土曜日正午は、サンパウロでは3月4日土曜日午前零時。RBCiラジオは(昨日に向かって)ではあるが、取組など電話インタビューを生放送する。
 こうした催しは、すでにハワイ、ロスアンゼルスでも回を重ねていて、世界中(沖縄人の住むところ、さんしん有り)を証明している。
 今回、ブラジルでは、さんしんの日イベント実行委員会<知念直義委員長>を立ち上げると共に、来年からは3月第一日曜日を「さんしんの日」とすることを取り決めしている。沖縄と同時にとはいかないのは、半日もの時間差がなせるわざ。地球は大きい。その地球をさんしんの音色で包み込むのだから、なんというロマンであることか。(自画自賛)をお許しいただきたい。

 県内。
 那覇市小禄からは、次のような祭りの実施要綱が届いた。
 第10回「うるく村あしび=小禄村遊び」
◎ 経過=小禄地区恒例「うるく村あしび」は、これまで小禄南公民館まつりと連帯して行われてきたが、今回は10回目の節目を記念して、会場を都市モノレール小禄駅前広場に設営。実施日が「さんしんの日」であることから、子ども達を中心に演奏を行う。
◎ 趣旨=*地域の伝統文化の継承(掘り起こし)と発展。*新しい文化の創造。*小禄地域の活性化に資するため、自治会、婦人会、青年会、長寿会、学校、保育園、子ども会、その他の文化団体等の日頃の活動成果を発表する。
◎ プログラム=実施時間:13時〜18時。出演30団体。450名の予定。
1演目約8分とする(入退場込み)
◎ 服装=各自治会の祭り用ハッピ。◎用具=さんしん、座椅子は各自持参。
  その他、11字の旗頭を設置、披露する。当日はモノレール赤嶺駅・小禄駅活性化協議会主催のバザー、フリーマーケット等を開設。
◎ 記念大会会長具志盛義。総括責任者瀬長清。さんしん責任者赤嶺幸男。
要綱によると「さんしんの日」については、13時と14時の2回。ラジオの時報音に合わせて「かじゃでぃ風」「安波節」「安里ゆんた」で対応するとある。
 「第10回うるく村あしびは、われわれ独自の祭り。たまたま、さんしんの日と時が同じくなっただけ」
 関係者は、胸をはって独自性を語っている。
 他に、宜野座村の「第14回かりゆし遊び」をはじめ、各地の自治会、さんしん愛好会など県内100箇所余でそれぞれの「さんしんの日」が催される。

 県外。
 北海道、東京、神奈川、名古屋、福岡、鹿児島等でも愛好家による大小の演奏会があるが、今年は長野県からも報告があった。
 長野県松本市の宮沢正さんは、もともと中華風居酒屋を経営していたが、数度の沖縄旅行を楽しむうちに(さんしんにとりつかれ)中華風を沖縄風居酒屋に切り換えた。店名「正祥=しょうしょう」(正)は自分の名前、(祥)は奥さんの名前祥子から取った。そして、店に寄る(沖縄大好き)の同士で遂に「ニライカナイ・山人<やまんちゅ>信州さんしん会」を結成した。
 さんしんの日には、14時から松本駅前で1時間だけ(野外さんしんライブ)をするという宮沢さんにRBCスタッフは、1時間と言わず、3、4時間やってみてはと勧めた。宮沢さんの返事にスタッフは、恐縮してしまった。
 「沖縄とは異なり、昼間と言え信州・松本駅前の野外温度は1桁。寒くて1時間が限度です。あとは店内で」

 もうすぐ「第14回ゆかる日まさる日さんしんの日」。RBCiラジオの9時間10分の生放送を通し、さんしんの音色で信州にも春を届けることにする。


 次号は2006年3月2日発刊です!

2006年2月分
週刊上原直彦(225)<さんしん色の地球>
週刊上原直彦(224)<さんしんの音色に染まるとき>
週刊上原直彦(223)<さんしん味付け・沖縄そば>
週刊上原直彦(222)<さんしん・人間模様>

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