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毎週 木曜日発行!! 平成13年 11月1日創刊 | |
| 週刊 上原 直彦 | ニュース | |
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1月24日 連載 エッセイ 営業用の<看板>には、経営者の思い入れがあり、ちょっと意識して見て廻ると、様々な発見があり、勝手にいろいろな連想をする。また、看板は、地域性を大いに反映している。沖縄的ですばらしい看板達を紹介しよう。 宜野湾市某所には「沖縄そば専門店」と、墨痕あざやかに書かれた板看板が店頭に掛かっているのだが<そば>よりは、ちょっとひかえめの文字で<とんかつ定食><刺し身定食><その他>とある。では、メインの<そば専門店>は、何なんだろう。推察するに、 「沖縄そばを専門にしてはいるが、いくら沖縄人<うちなぁんちゅ>が、そば好きとは言え、お客さんの中には、その日によって<とんかつ>を食べたい人もいるだろう。<刺し身>にしたい人も<ほかのモノ>を食したい人もいるだろう。そうした方々のために<専門>以外の<その他>メニューを置いた」 これ以上のサービス精神もあるまい。 また、沖縄市山内の「だるま食堂」には、「とにかく美味しい牛汁そば」をキャッチフレーズとするメニューがある。「とにかく美味しい」とは、どう美味しいのか。大いに食欲を刺激されて食べてみた。 感想=とにかく、おいしかった。 はたまた、沖縄市宮里には「コッコローハウス」なるチキン専門店がある。鶏声をそのまま店名にした勇気。いかにもコザ的ユーモアで、経営者のセンス、発想には頭が下がるし、丸焼きチキンは確かな旨さである。 食いものをはなれたところでは、これまた、沖縄市山里の「ロッククライミングジム」の看板がいゝ。<rock climbing gym>の横文字の頭に<沖縄やまあっちゃあ>とある。なるほど<ロッククライミング>は、岩壁登り、山歩きを楽しむスポーツである。そして、沖縄口風に言えば、基本的には「やまあっちゃあ・山歩きをする人」にちがいない。 さらには、 北中城村大城の大西テラスゴルフクラブ。バックナインの4番と5番のティーグランド横の村道角に立てられた看板が目を引いた。いわく。 「ハブと痴漢に注意しましょう。仲順区」 確かに、あの辺り。夜ともなれば人通りは絶えるし、ハブも出そう。そして、言われてみれば、痴漢も出没しそうな雰囲気である。地域の事情にうとい若い恋人たちは、人目を忍ぶあまり、そこいらを散策するのだろうか、危ない。仲順区が注意を喚起した看板なのである。 正月前に、その看板をいま一度確かめようと行ってみた。が、辺りはサッパリと草は刈り取られ、見通しはよく、看板は取り払われて見ることはできなかった。ハブも痴漢も出なくなったのだろう。しかし、ハブにとっては迷惑というか、心外だったのではないか。 ハブの談話=天下の嫌われもののオレだが、酒に漬かってハブ酒になって県内外の人々の健康と精力に貢献しているではないか。また、好んで争っているのではないが、観光立県の経済政策に基づき、マングース君との命がけの決闘をしてきたではないか。それを<ハブと痴漢>なぞと、人間の中でも、最もクズで許せない所業をする<痴漢奴>と同じ扱いはして欲しくないッ。仲順区の皆さんの環境浄化思想は理解している。でも、知って欲しいッ。ハブにはハブのプライドがあることを忘れてもらいますまいッ」 上原談=色事に長けた男のことを<ハブ獲やぁ・ハブ とぅやぁ>と言い「毒も死も恐れず見境もなく、女性に手を出す輩ツ」と言い当てているが、これは如何にツツ。 このことについては、ハブ君と会見して、結論を出したい。 |
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| ↑「とにかく、おいしい。」 | |
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| ↑「キャンパス」の斜向かいに在。 | ↑いまでは幻となった、立看板。 |
次号は2002年1月31日発刊です!
| 1月分 |
| 週刊上原直彦(14)*刀自夫婦問答 |
| 週刊上原直彦(13)*看板 |
| 週刊上原直彦(12)*火正月・三絃正月 |
| 週刊上原直彦(11)*芝居塾「ばん」 |
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